大宮公園 2019.9.5
◇日時 2019年9月5日 木曜日 9時30分〜
◇場所 埼玉県立博物館前→第2公園→第3公園
◇案内 二宮靖男さん(☆キャプション校正)
蒸し暑い一日だったが、多くの参加者が集まった。大宮公園はかつて正岡子規をはじめ多くの文人が訪れたとのこと。また、漫画「キャプテン翼」にも大宮公園が出てくることなど、動植物だけでなく、幅広い解説の観察会だった。
1ヒメヤブランの果実
2☆舟遊池のふちに繁茂するスギナ
3スズメノヒエ ☆葯が黄色
4コガタコガネグモ
5カノコガ
7ツユクサ ツユクサ科 ツユクサ属 ☆雌しべがない雄性花 ツユクサの花は両性花と雄花がある。花弁は3個(内1個は白)蕚片は3個(苞に隠れている)苞の中に蕾がある。
8クワクサの花
9メヒシバ
10ワルナスビ ☆ナス科 ワルの理由は茎や葉にある鋭いトゲ。別名は悪魔のトマト、ソドムのリンゴ
11☆樹木ウオッチングのワンシーン
12クルマバザクロソウ
13ハマスゲ
15ヤマトシジミの卵
16アゼナ ☆アメリカアゼナには鋸歯がある アゼナには鋸歯はない
17プラタナスグンバイ ☆プラタナスの葉を食害する奇怪な軍配型の昆虫
18ムクゲ
19ノシラン ☆名は花柄が熨斗(のし)のように扁平なことから
20☆ランタナ(ピンク色)イタドリ(白色)に訪花のモンシロチョウ
21モンシロチョウ ☆紋がある白いチョウ
22アシナガバエの仲間 ☆微少な昆虫やダニなどをエサとするハンター 身近な小さな宝石とも 世界に7千種もある大きなグループ
23ランタナ☆繁殖力が旺盛 花壇からの逸脱が目立つ
24アメリカスズメノヒエ ☆キシュウスズメノヒエに似るがやや乾燥した草地に生える
25ヤマハギ
26☆フイリケヤキを見上げる
27☆フヨウの花後 膨らむ果実
28☆アメリカフヨウ
29セイヨウニンジンボク
30サンカクイ
31☆ハーブなどが植えられている香りロード
32エノキグサの花
33☆ディル セリ科 イノンド属のハーブ サラダ、卵料理のトッピングに使われる
34☆ハクチョウソウ 学名はガウラ ヤマモモソウの名もある
35☆芝川第7調整池 武蔵野線寄りに第一調整池がある 2から6は調整池ではなく調整地
36アレチウリ群落 ☆特定外来種
37アレチウリの雄花
38オオニシキソウ
39ヒメムカシヨモギ ☆オオアレチノギクに似るが、舌状花が出ることで区別
40タマガヤツリ
41マツカサススキ
42タコノアシの花
43ノチドメ 仲間のオオチドメは葉の上に花が咲き、葉は大きくつやがある。他にヒメチドメ、チドメグサ、オオバチドメがある。☆止血効果があるのはチドメグサ。
44☆カガンボの仲間
45☆クワハンノキ 九州、沖縄、小笠原と南国に多い 葉先が割れるのが特徴
46ウシノシッペイ イネ科 ☆棒状の歩が特徴、竹篦(しっぺい)とは禅宗で用いられる竹製のムチ シッペとも
47アカボシゴマダラ
48ジュズダマの花
49☆イネ科の穂につくカタツムリ
50☆ヤブガラシ 花弁があるが午前中に落下。花盤が目立つ。実のなる少数派の2倍体を見ることは少ない。コガタスズメバチ
51セイバンモロコシ
写真:加倉井範子
池の平 花巡り 2019.7.25
◇日時 2019年7月25日 木曜日 大宮駅7時30分出発
◇天気 くもり後晴れ
◇参加者25名
◇コース 大宮7時30分→上里SA→池の平駐車場(昼食)→2コースに分かれ散策→14時30分→雷電くるみの里→上里→大宮19時
◇写真 加倉井範子 ☆キャプション 二宮靖男さん
1オオアワガエリ ☆別名チモシー 高原に多いのは牧草として導入されたものの逸脱。「ウサギの牧草」で流通
2ネバリノギラン ☆花や茎に腺毛あり、触ると粘る
3ワレモコウ ☆ルリハムシの仲間
4 ☆ヨツボシヒラタアブ
5カラマツソウ
6マイヅルソウの果実 ☆葉の形が舞う鶴に似ることからこの名
7ウド
8マルバダケブキの蕾 ☆キク科 メタカラコウ属
9シュロソウ ☆根元に古い葉のさやが残る それがシュロに似ることからこの名
11
12グンバイヅル ☆絶滅危惧 1B類(EN)オオバコ科 クワガタソウ属
13ハクサンフウロ ☆右は雄花 左は雌花 咲き始めは雄花、その後雌花 雄性先熟
14ニッコウキスゲ
15☆テガタチドリ 塊茎は掌状なのでこの名 イノシシの好物
16☆ネバリノギラン つぼみ キンコウカ科 (旧ユリ科)
17クモマニガナとシャジクソウとノアザミ
18ホソバノキソチドリ
19オトギリソウ
20☆ナミホシヒラタアブ
21☆コガタヒメアオシャク
22☆イワノガリヤス
23池の平三方歩道
24キスジホソマダラ♂ ☆雄の触角は櫛歯状 よくみられる訪花昆虫
25コチャバネセセリ♂ ☆食草はミヤコザサやアズマネザサなどのイネ科
26ハクサンフウロ ☆フタイロカミキリモドキ♀
27ホソバノキソチドリ ☆別名ツブラトンボソウ 亜高山帯の日当たりのよい草地にはえる
28イブキジャコウソウ ☆岩の隙間、砂礫地にカーペットのようにはいつく 高山の物は色が濃い
29☆カラマツソウに訪花 シマハナアブ♀
30ノハナショウブ ☆湿原に咲く花は野生の美しさがある
31ミヤマホツツジ ☆花柱の先は大きく曲がる 低山帯のホツツジはほぼ真っ直ぐ
32
33カラマツ
34シロバナクモマニガナ ☆花弁8〜11枚 ニガナ シロニガナは5枚
35リンネソウ ☆リンネが愛した花 花は8㎜ほどで小さく目立たない 花が二股につくので別名メオトバナ ソウ(草)とつくも常緑低木 花の内側は白い長い毛が密生
36ゴゼンタチバナ ☆花は白い花弁状の苞に包まれている 花の咲く株は葉が6枚で、輪生しているように見える 花を付けない葉は4枚
37ハクサンシャクナゲ ☆咲き残り花期は6月下旬から7月
38ミネウスユキソウ ☆高山型のウスユキソウ 日本のエーデルワイス
39☆ヒメアカハナカミキリ?
40☆オナガバチの一種 超長い産卵管
41見晴台からの展望 上田方面の市街地が見える
42ハクサンフウロ ☆フタイロカミキリモドキ
43☆コメツキムシの仲間
44☆ミヤマウツボグサ
45☆イワインチンのつぼみ
46シャジクソウ
47☆シモツケソウ
48ノアザミ ☆アザミの歌のアザミはこのアザミ
49コマクサ ☆高山植物の女王 花形かうま(駒)に似ることからこの名 見晴コマクサ園
50シロバナノヘビイチゴ ☆バラ科 オランダイチゴ属 花期5〜7月 ヘビイチゴと名がつくも赤く熟した果実は市販のイチゴと同属でクリーミーで美味
51イワカガミ ☆果実
52アワフキムシ
53☆ミヤマウツボグサに訪花のギンボシヒョウモン
54ヤマオダマキ ☆蕚片5個が花弁状で紫褐色 その内側にあるのが花弁
55マツムシソウ ☆葯が離生するのでキク科ではなくマツムシソウ科
56ノアザミ ☆ギンボシヒョウモン
57クロマメノキ ☆ツツジ科 スノキ属
58☆グンナイフウロ 別名 イブキグンナイフウロ 郡内は山梨県都留郡に由来 分布は北海道西部、本州磐梯山から伊吹山
59☆見晴歩道の樹林地を歩く
60スギゴケ
61ギンリョウソウ
62雷の丘 2108mからの展望
63ハクサンフウロに訪花のコチャバネセセリ
64☆ニンフホソハナカミキリ
65☆ミネヤナギ 別名ミヤマヤナギ 柳絮(りゅうじょ)が付着している
66ハクサンフウロにキスジホソマダラ
67オオヤマフスマ ☆池の平で多くみられた
68ヤマブキショウマ ☆葉は側脈が目立ち縁は重鋸歯
69アヤメ ☆丈は低く、楚々とした野性美がある
70☆カワラナデシコ
71ザトウムシ ☆ザトウムシ目に属する節足動物の総称
72☆ヒメバチの仲間
73☆ツヤケシハナカミキリ
74 SAエリアの看板とツバメ保護
昨年は7月23日、今回は25日だったが今年は季節の訪れが遅いようだ。花も前回より少なく、それに合わせ虫たちも少なかった。しかし、リンネソウ、ゴゼンタチバナの群落の花を見ることが出来た。いつでも楽しませてくれる場所のようだ。
追加
75シメが写っていた 撮影K
76☆ギンボシヒョウモン♂ 撮影K
77☆ノアザミに訪花 ギンボシヒョウモン 撮影K
間違いなどありましたら、お教えください。 追加写真募集中♫ 加倉井まで
2018.7.23池の平湿原の花と生きもの巡り
◇日時 2018年7月23日 月曜日 大宮駅7時45分集合
◇天気 晴れ
◇コース 大宮8時→上里SA→池の平駐車場(昼食)12時30分出発→池の平三方歩道→忠治の隠れ岩→見晴コマクサ園→ピグミーの森→雲上の丘→雷の丘→池の平駐車場→雷電くるみの里→上里SA→大宮19時30分
◇参加者 28名
キャプション☆は二宮さん 1〜撮影加倉井範子 A1〜
1イワノガリヤス
2ネバリノギラン
3イタドリ
5ワレモコウにアキアカネ
6シュロソウにハチ
7エゾカワラナデシコ
8シロバナノヘビイチゴの実 とても美味
9アカバナ
10☆マツムシソウに訪花のアブ
11ヤマオダマキ
12
13ハクサンフウロ
14池の平駐車場
15☆オオヤマフスマ
17シャジクソウ
18ヤナギラン
19ヤナギラン
20グンバイズル ☆絶滅危惧VU
21ツリガネニンジン
22シシウドは虫たちのレストラン
23クモマニガナ
24アオスズラン
25ヤマハハコ
26
27オオバショリマ ヒメシダ科
28シロバナクモマニガナ キク科
29☆コチャバネセセリ 食草はミヤコザサ
30マツムシソウに☆コチャバネセセリ
31ホソバノキソチドリ
32カラマツソウ
33
34☆シモツケソウ
35イブキジャコウソウ
37-1クルマユリ
37-2クルマユリに☆コヒョウモン
38-1ミネウスユキソウ
38-2
39ミヤマホツツジ
41
42クロマメノキ
43ハリブキ
44ミツバオウレンの実
45☆クロマメノキ
46ヤマブキショウマ
47ゴゼンタチバナ
48-1コバノイチヤクソウ
48-2
49ノアザミにだれかな
50ワレモコウ
51ノギラン
52
53☆シラタマノキ つぼ型の花冠
54コケモモ
55ノアザミに☆オオチャバネセセリ
56アオヤギソウ
57アオヤギソウに☆ハクサンシラネヒメカミキリ
58キバナノカワラマツバ
59
60コメツガ
61マツムシソウのロゼット
62クガイソウ
63雲上の丘からのながめ
64ホソバノキリンソウ
65イワインチン☆蕾の状態
66ハクサンフウロに☆キシタギンウワバ
67☆アカセセリ
68ミヤマウツボグサ
69マイヅルソウの実
70コマクサ
71ヤナギランとクガイソウ
72☆アカショウマ
73グンバイヅル
74
75☆アオハムシダマシ
76
77☆ギンボシヒョウモン
78ヤマホタルブクロ
79ヤマブキショウマ
80ガンコウラン
81☆アキアカネ
82ナナカマド
83小さなクモ
84マルバダケブキ
85-1バイケイソウ
85-2
86☆オオチャバネセセリ
87
88☆オオヨモギ
89ニッコウキスゲ
下記の写真提供者 加倉井憲一
A1☆コヒョウモン
A2ダケカンバ
A3☆アキアカネ
A4☆コヒョウモン
A5☆ギンボシヒョウモン
A6コミネカエデ
A7アキアカネ♂
A9☆コヒョウモン
A10この茂みにノビタキが
A11☆ヒオドシチョウ
季節が凝縮された池の平、平地ではもう終わってしまったノアザミやノハナショウブにまたあうことが出来た。昨年より蝶が少なかった。
二宮さんの話メモ
◯ハンサンの名がつく植物18種
◯ニッコウの名がつく植物15種
◯ハコネと名がつく植物16種
◯オゼと名がつく植物18種
◯イブキサンと名がつく植物27種
◯シロウマと名がつく植物13種
池の平に生えているササはミヤコザサ、裏に毛あり
ヨツバヒヨドリが咲くとアサギマダラがやってくる
2018年4月11日 風布観察会
2018年4月11日 風布観察会
2017年11月2日 大宮公園観察会
2017年11月2日 大宮公園観察会